導入事例

YKK AP株式会社 プロモーション推進部

高画質のライブ映像が好評。オンライン見学会で
商材の価値を広め、高める効果に期待

YKK AP株式会社 プロモーション推進部
  • 商談のためのオンライン見学会を開催
  • 高画質映像で顧客満足にも寄与
  • 遠隔地の顧客への提案も実現

コロナ禍におけるオンライン見学会

 YKK AP株式会社では、東京都・文京区にあるショールームのオンライン見学に「Smart-telecaster Zao-S+Zao Cloud View」を導入。建設会社や設計事務所を対象に、高画質な映像でショールームをオンライン案内することでコロナ禍における顧客のニーズに応じている。同時に沖縄など遠隔地の顧客への提案も実現した。

YKK AP株式会社 様 イメージ図

オンラインだから画質の良さが大事

 YKK APが「Zao-S + Zao Cloud View」を導入したのは、2020年から始まったコロナ禍がきっかけだった。同社では、東京都文京区にビル建築の商材などを展示するBtoB向けのショールームを展開するが、県またぎの 移動が困難になったため、遠隔でのオンライン見学会を始めたという。ショールームにおける商品のプロモーションに携わる、プロモーション推進部ショールーム営業企画室長の槇 浩之氏は次のように話す。

「従来のオンライン・ビデオ会議ツールなども使ってみましたが、商品の細かなディティールまではお客様に伝わりませんでした。お客様は大きなプロジェクターでご覧いただくことも多く、低画質のツールでは余計に映像品質が落ちると懸念しました。臨場感の伝わる高い精度の画質で商品の細かな点までご覧いただくことが必須だと思い、業務用のビデオカメラを購入、さらにZao-Sを用いたソリトンシステムズの映像配信システムを導入しました」

 一方で“遠隔地の顧客に映像が届くのか”という不安も感じていたという。そこで事前に遠隔地の営業担当とリハーサルを行い、不具合が起こらないことを確認した上で本番に挑んでいる。そうした取り組みの甲斐もあって、顧客からの評判は上々。

 「Zao-S + Zao Cloud View」の導入以降、年間約20件のオンライン見学会の案内役を務めるショールーム営業企画室AZ東京グループ長の稲場 怜氏がこう明かす。「サッシの結露を体感していただくコーナーで結露の状況を映像を通して説明すると、分かりやすいと言っていただくことが多いですね。また、寄りや引きなど、どんな距離でも良い反応をいただけますので、実際に商品を見るのと遜色ないのではないかと思います」

商材の価値を遠隔地にも広める

オンライン見学会は、特に遠隔地の顧客からの要望が多い。実施するうちの8割が沖縄県の顧客で、残りの1割が九州、最後の1割が他県だという。遠隔地の顧客にとっては上京する時間が省けることから効率化につながり、オンラインが新しいスタイルになりつつある。また顧客からは複数回の利用希望があることから、オンライン見学会が高く評価され、なくてはならないものになっていると考えられる。

 現在、オンライン見学会を行う際は案内、撮影、映像確認の3人体制で役割分担して実施しているが、撮影を担当する井関 彩華氏はこう言う。

 「オンラインサービスが広く日常的に利用される昨今ですから、見学会を依頼されて画質が悪かったら逆効果になってしまう恐れもあります。その点、Zao-Sを用いたシステムは高画質なので安心できます」

 「Zao-S + Zao Cloud View」に信頼を置ける最大の理由は何といっても画質の良さに尽きるようだ。実際に顧客側にどのように映っているのかを確認している伏見 古都氏も「3人で役割分担しての作業にも慣れました。実際にお客様にどのように映っているのかを確認していても、高画質なので安心できますね」と話す。

 このようなオフィスやマンション等ビル系の商材に特化したプレゼンテーションの場としてのショールームは業界内でも少ないのが現状だが、オンライン見学会を実施し始めたことでその価値を全国の顧客に広められるようになった。最後に槇氏は、「Zao-S + Zao Cloud View」を用いた高画質の映像でオンライン見学会を行うことで今後もお客様のニーズに応え、満足していただきたいと話を結んだ。

お忙しい中、有り難うございました。

※本ページの内容は、2023年7月作成時の情報に基づいています。

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