2014年02月21日

日米でデジタルフォレンジック事業を展開する(株)Ji2と提携

株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表:鎌田信夫、以下ソリトン)は、株式会社Ji2(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:藤澤哲雄、以下Ji2)と業務提携し、共同で製品開発、セキュリティソリューションの販売協力で合意しました。特定の企業や組織、公的機関を狙う「標的型攻撃」対策に焦点をあて、サイバーセキュリティ分野の新しい製品やサービスを戦略ソリューションとして共同開発し、販売します。

標的型攻撃を中心とした新しい情報セキュリティ脅威は、長期間にわたってターゲットに関する情報収集を行い、目的を達成するまで執拗に攻撃を繰り返すことが大きな特徴で、従来の情報セキュリティ製品だけで対策を講じることは、非常に難しいのが実情です。一方、最近、ITセキュリティは国産の製品やサービスでベースを固めたいというニーズが増えており、今回の提携はこれらの背景に応えるものです。

ソリトンはPCや携帯端末、サーバー、ネットワークに関わるITセキュリティ分野で自社開発の多くの製品を有し、それらを駆使したクラウドサービスを提供しています。 Ji2はPCやサーバー、スマートフォンの内部データを技術調査・捜査するノウハウやツール類を開発し、デジタルフォレンジックのサービスに創業以来取り組んでいます。

両社は、それぞれが保有する技術、ノウハウを融合させ、標的型攻撃対策サービスの共同開発をはじめ、様々な関連ソリューションの研究開発を進めると同時に、販売面においても、双方の営業活動をリンクさせ、サービス運用の人的リソースを効率化、国内での事業拡大を目指します。またパイロット(試行)レベルで実施している米国を始めとする海外でのビジネスも積極的に強化します。

なお、年度末が迫っておりますので、本件により当社の連結業績に与える影響は軽微であり、平成25年11月13日に公表した平成26年3月期の連結業績予想の修正はありません。

【 この件に関する問合せ先 】  ITセキュリティ事業本部 TEL:03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp

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