2019年08月08日

インターネット分離環境での安全なウェブ閲覧を支援する機能を搭載 「Soliton SecureBrowser」の新版をリリース

 株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田信夫 以下ソリトン)は、「Soliton SecureBrowser Windows版、以下SSB」の新版を8月8日より出荷開始します。

 SSBは、情報漏えいや情報の持ち出しを防止するBrowserとして多くのユーザーに採用され、特にテレワーク環境での安全を実現する代表的手段となっています。

 一方、サイバー攻撃や不正アクセスなど巧妙化する外部脅威への対策として、 業務LANからのウェブ閲覧を分離する「インターネット分離」環境が多くの自治体などで一般化しています。

 今回、このネットワーク分離環境でSSBが利用される場合のために、SSBに新機能を搭載、新版として提供開始するものです。つまり、SSBでインターネットに接続し、ウェブサイトからファイルをダウンロード、そして、そのファイルを業務LAN内に一気通貫で取り込めるよう、ソリトン製ファイル転送ソフト「FileZen」との連携を実現させたものです。

 これにより、インターネット分離環境における利便性をさらに向上させました。

  • 関連するゲートウェイソフト「Soliton SecureGateway」も同時にバージョンアップされています。
図1:インターネット分離構成での構成例

以下、追加された新機能です。

■新機能(Windows)

1.ファイル転送システム「FileZen」とのシームレスな連携機能

 SecureBrowser上にダウンロードしたファイルを、ワンタッチでFileZenにアップロードできるようになりました。より簡単に、インターネット上のファイルを業務LAN内に持ち込むことが可能です。

図2:SecureBrwoser上にダウンロードしたファイルを、FileZenへアップロードする画面
2.ブックマークのインポート機能

 日頃、業務で利用している「Internet Explorer」や 「Microsoft Edge」のブックマークをエクスポートし、SecureBrowserの個人ブックマークにインポートすることが可能です。

3.既定のブラウザに設定

 既定のアプリのブラウザに、SecureBrowserを設定することが可能です。設定後は、メール等に記載されたURLをクリックするだけで、SecureBrowserが起動するようになります。

4.ウェブサイトのログイン認証情報(ID/PW)保存

 ログインフォームがあるウェブサイトへのログイン認証情報(ID/PW)を保存でき、サイト表示時に自動入力、自動ログインが可能になります。これまでは、毎回ID/PWの手動入力が必要でしたが、自動となるため、利便性が向上します。

  • すべてのウェブサイトで本機能が動作することを保証するものではありません。

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