2019年12月23日

消防庁が広域災害時の映像共有手段としてソリトンの映像配信クラウドサービスを採用

 株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田信夫 以下ソリトン)の映像配信クラウドサービス
「Zao Cloud View」が、総務省消防庁の映像共有手段として採用され、2020年から運用開始を予定しています。

 総務省消防庁において、広域災害が起こった際の消防庁と各政令指定都市との映像による情報共有を円滑に行い状況確認や緊急消防援助隊の運用などを強化すべく、鮮明な映像をどこからでも閲覧、同時に通話も可能なソリトンの映像伝送装置のクラウド版を選択、採用されるに至りました。

 Zao Cloud Viewは、送信機として「Smart-telecaster™ Zao-S(以下Zao-S)」を使用することで、災害などで電波が不安定な環境においても、より安定した映像をリアルタイムに共有できるものです。Zao-Sは、東京都と20の政令指定都市の消防本部に配布され、災害現場の映像はZao Cloud Viewを通して配信されます。

【 導入効果 】

  • 災害現場での負荷を最小限に抑えながら、映像の共有を支援
    機動性に優れたZao-Sと、伝送された映像を蓄積映像として記録できるZao Cloud Viewを併用することにより、現地活動に支障を与えることなく、消防庁現地広報員や緊急消防援助隊が撮影した災害現場の映像を共有することができます。
  • ドローンとの併用により、地上、空からの撮影および位置情報の記録も可能
    同時に納入するドローンを使用して地上・空から災害状況を撮影し、Zao Cloud Viewの持つGPS情報記録機能と併せて確認することで、迅速かつ的確に状況を把握することが可能となります。

 ソリトンは、今後も映像伝送に関する技術の開発、製品の提供を通じて、社会に貢献できるよう努めていきます。

図1:構成図

●Zao Cloud View について

 ソリトンが開発・販売する、リアルタイム映像共有機能をもつ映像配信クラウドサービスです。

【 製品詳細ページ 】 https://www.soliton.co.jp/lp/cloudview/

【 Zao Cloud View に関する問合せ先 】 Mobile Broadcast 事業部 Tel: 03-5360-3860
stc-sales@list.soliton.co.jp

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