2020年03月18日

インターネット分離環境での ファイル受け渡し新製品「FileZen S」を販売開始

 株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田信夫、以下ソリトン)は、自治体のインターネット分離環境での新しいファイル受け渡し装置として「FileZen S」を開発、4月1日より販売を開始します。

 インターネット分離環境は、情報セキュリティ面において有効ですが、一方、組織内の異なるネットワーク間でのファイルのやり取りなどが必要となり、手順が増え、ユーザーの運用において不便が発生しておりました。

 今回発売する「FileZen S」 は、既存製品のFileZenで好評な安心・安全の為の機能はそのまま継承し、インターネット分離環境で「自分から自分」へのファイル受け渡しをシンプルに実行できるよう改良した新製品です。ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、異なるネットワーク間でのファイルの受け渡しが安全・確実に行え、一般的なファイル送受信システムにある宛先記入、フォルダ選択、メッセージ記入など無駄な操作やメニューはありません。誰でも使えるシンプルな操作感を提供しています。

 また「FileZen S」では、ネットワーク分離を画面イメージで再現しています。使い勝手だけではなく、利用者に情報セキュリティを適切に意識させる画面となっています。

図:FileZen S のユーザー利用画面

 この「FileZen S」は、ファイル無害化製品と連携する機能を搭載しています。無害化製品との連携によって、ファイルの受け渡しを行うだけで自動的にファイル無害化処理が行われます。連携に利用できる無害化製品は、Votiro社 およびOPSWAT社の製品です。これらの製品は、自治体や金融機関を中心に実績と定評があります。今回、「FileZen S」との連携に限定した専用ライセンスが用意され、特別価格が適用されます。

 セキュリティ・管理機能として、既存製品のFileZenと同様に、デジタル証明書認証(Soliton NetAttest EPS対応)、上長承認、ログ管理、アンチウイルスなどの機能も搭載しております。なお、販売中のFileZenも並行して販売してまいります。

■「FileZen S」の主な特徴

  • 「FileZen」の新ファミリー製品。
  • インターネット分離環境でのファイル受け渡し専用モデル。
  • インターネット分離環境を画面イメージで再現、こだわりの新デザイン。
  • ファイル受け渡しの承認、ログ管理機能。
  • デジタル証明書認証(Soliton NetAttest EPS対応)。自動ログインも可。
  • 無害化製品と連携。Votiro、OPSWAT対応。特別価格を用意。
  • 専用アプライアンス、仮想アプライアンスを提供。
  • 【 価格および販売目標 】ベースアプライアンス 88万円
                ユーザーライセンス 4万円/100ユーザー・年 ~
                今後3年間で3,000台の導入を目指します。
                (地方自治体を中心に、教育/金融/医療機関をターゲットとしています)

    【 販売開始 】2020年4月1日

    【 製品ページ 】 https://www.soliton.co.jp/fzs/

【FileZen S に関する問合せ先 】 ITセキュリティ事業部 Tel: 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp

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