Chromeデバイスでクライアント証明書が消失する現象について

2021年12月29日 追記

Soliton KeyManager for ChromeOSをご利用のお客様より、2021年12月以降、Chromeデバイスでクライアント電子証明書が消失したというお問い合わせを複数頂いております。

1. 現象
   Soliton KeyManager for ChromeOS でクライアント電子証明書を取り込んだChromebookのうち
   数台がネットワークに接続できなくなった。
   該当端末では、クライアント電子証明書が消失していた。
2. 対象
   現象が発生したお客様の環境は、ChromeOS 96.0.4664.77(2021/11/30リリース)です。
   なお、本現象は特定のハードウェアで発生する現象との情報を得ており、現在、発生が確認されている機種は以下の2 機種です。
   ・NEC Chromebook Y2
   ・ACER R752T-G2
3. 回避策
   本現象の回避策の情報はありません。
   ChromeOSの今後のバージョンで対応を計画しているとの情報を得ています。
4. Soliton KeyManagerに関して
   Soliton KeyManagerは、「クライアント電子証明書のエンロール(NetAttest EPSで発行した電子証明書をOSの証明書ストアに格納)」をする製品です。
   Soliton KeyManagerは電子証明書の格納後、電子証明書の操作を行うことはありません。
   従って、本現象にSoliton KeyManagerは関係しておりません。

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【2021/12/29追記】
以下の情報を得ました。

• 機種依存性はあり。(上記2機種に限らない模様。)
• 問題の発生するChromeOSバージョンは、96.0.4664.77。
• 96.0.4664.111で修正した。
• 96.0.4664.77から96.0.4664.111以降にバージョンアップする際の再起動時も
  問題が発生する可能性はある。

詳しくは、Chromeデバイスのサポートルートにてお問い合わせください。
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※ 本アナウンスはお客様へのいち早い情報提供を目的としており、他社情報を含め一切の保証または推奨を目的としたものではありません。

以上